提携ラボ募集について

 現状、歯科業界、歯科技工業界は人手不足にも関わらず単価が下がり続けています。この流れは、おそらく相当の変化がなければ変わらないことと思われませんか?
この流れの中で技工士は、どのように生き延びて行けばよいのでしょう?
大手のように資本の投下が出来ればまだしも、個人や零細のラボではそれさえもままならないことは、みなさん嫌というほど理解されていることと思います。
そこで、まず現在のお取引先を中心にクラウンブリッジしかやっていないラボは義歯を、義歯しかやっていないラボは、クラウンブリッジを受注し、新規のお取引先を増やし、1件当たりの売り上げを増大することをご提案します。作れないものは弊社が代行して作ります。

 単なる下請けに仕事を回すという意味ではなく自分でできる部分は自分で行い(営業も含む)、弊社ではそのお手伝いをしていこうということです。
もちろん、完全に弊社で完成までやることも構いません。そちらに設備のないものを受注していただき、弊社の営業所としての機能を持っていただく事も可能です。
模型作りや排列まで行って、完成はお任せいただき、逆にクラウンブリッジのワックスアップや義歯の排列は弊社で行い、鋳造研磨はそちらでしていただく等々いろいろ可能だと思っています。
上記に書いたようにお互いが可能な限りお互いを利用できるスタンスを構築できればと考えています。

 弊社では、このタイミングに合わせCADCAMに依るWAXUPを行っていこうと考えています。おそらくこの先はどんどん機械化が促進されていくのではないかと考えています。パラジウムからエンジニアプラスティックへの移行も国レベルでは検討されている可能性があります。
ということは、早いうちに仕事そのものを囲い込む必要があり、またそうでないと技術的なアドバンテージがなくなりどこのラボへ依頼しても出来が変わらないということが起こってくると思われます…
もちろんすべての補綴という意味ではありません。まずはクラウンブリッジ、義歯の場合はワンピースでの維持装置など確実に安定した精度を保証できる機械支援の補綴物が一定のシェアを持つことは想像に難くないと思います。
ただ、その場合個人ラボでの生き残りは難しいかも知れません。大手が資本投下を大規模に行い、安価で補綴を提供する可能性は否定できません。

 いかがでしょうか?自分一人での限界を感じている個人のラボさんほどいろいろ悩まれている事はよく理解しているつもりです。
弊社では、一通りの補綴を製作するだけのスペックは持ち合わせています。
もし、少しでも気持ちが動いたらその時こそ動かれた方が良いと思います。今後益々厳しくなることは明明白白なのですから。

 納期や料金などは、ご連絡いただいたときに詰めていければと思います。
ご連絡お待ちしています。

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