コンセプト
弊社では、歯科補綴の大半を占める保険技工で食べられる技工士を養成しています。
自費技工はやりがいもあるし、単価も高いですが、誰もが十分に技術を習得すると言うわけには行きません。また出来るようになるまで、丁稚奉公のように低い収入のまま長時間働かせると言う事も無理がありますし、十分な仕事を確保する事もまた景気などの影響を受け難しいと言わざるを得ません。
機材などに於いても同じ目的を達成するのに、敢えて高額なものを使用する必要もないと考えています。例えばカボの机。確かに見た目も機能もすばらしいです。しかし、机が仕事をしてくれて、稼いでくれるわけではありません。社ではそれらにかける費用を技工士の給与レベルを上げていく事に向けています。業界平均を大幅に上回る給与と業界平均を下回る労働時間、それと業界全体の5%以下の社会保険や厚生年金の完備などそれらこそが、ごく普通の技工士が求めている物です。
設備自慢の会社も多数散見されますが、従業員の給与が低ければ何の意味があるでしょう?私はそう考えて例え保険の補綴物でも、人が1本やるところ2本作るスキルを身につければ、保険でも十分食べていけると指導しています。
代表取締役 松下 寿